EQ(イコライザー)は、音の中にある「帯域(周波数)」をコントロールする道具。
つまり、“どこが出すぎてるか”“どこが足りないか”を整えることで、音の形そのものを変えることができる。
私たちが聴いている音は、
低音(太くて重い)
中音(芯や存在感)
高音(抜け・キラつき)
といったさまざまな周波数でできていて、EQはそれを調律していくための彫刻刀のような存在。
❍ 使い方は大きく2つ
削る(Cut):
→ 出すぎている帯域、濁っている部分、耳に痛いところを減らす
持ち上げる(Boost):
→ 足りない部分、抜けが悪い帯域、芯が弱いところを強調する
❍ よくあるEQの誤解
EQは「音を良くするために使う」だけじゃない。
ときには他の音との距離や関係性を作るために使うこともある。
EQは、音の“印象”を変える力を持っている。
「なんか軽い」「なんかくすんでる」「なんかこもってる」
——そんな“なんか”を言葉にして、形にしてくれる道具。
このあとからは、EQの具体的な使い方を「症状」ベースで逆引きしていく。


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